粉鐘楼2008-06-07粉鐘楼(ふんしょうろう)は、小さめだが薄くやわらかい花弁が何重にも巻き巻きになり、中心にピンクが入る、とても可愛らしい花、そして甘い香りで、大変人気のあるバラだ。小柄だが花付きも四季咲き性もすばらしい。ただ、ただ、うどんこ病に弱いのと、雨に当たるとボーリングして固まったまま花が開かない。鉢植えで雨よけなどのいろいろな工夫がいるバラで、正直、初心者には難しいバラだと思う。 チャイナローズで、近世に紅茶とともにヨーロッパに渡り、バラに四季咲き性をもたらしたバラのひとつと言われているが、出生は不明。うどん粉まみれ、鐘のように堅く開かない粉鐘楼とか言われているが、この花と香り、なんとかしてうまく咲かせたいバラのひとつだ。 2008-06-18 粉鐘楼は、小さめでやわらかめだが白とソフトピンクのグラデーションの花がとてもきれい。甘い香りもすばらしい。花付きも、花持ちも、四季咲きもすばらしい。コンパクトで鉢植えに最適。ほんとにすばらしいバラなんだけど、前にも書いたが、うどんこと雨に弱くてボーリングしやすいのが最大の難点。軒先で雨にあてないで管理するとウドンコにやられるし、風通しのいいところにおくと雨でボーリングするし、ほんとに綺麗に咲かせるのが難しいバラ。これでもなんか一部はボーリングしている気がするが、ついに宮城も19日で梅雨入りなので、これ以上は無理だろうな。 この系統の白とソフトピンクのグラデーションの花って、ピエール ド ロンサールの影響もあって大人気なんだけど、ミミエデンはもうどうしようもないぐらい病気に弱いし、ラブリーモアなどのミニバラは黒点に弱いし、ハナグルマも黒点に弱いし、ジェフ ハミルトンは半ツルなのでピエールをコンパクト仕立てしたみたいなもんだし、ピエールのコンパクト仕立ては剪定と枝の更新が難しいみたいだし、粉鐘楼の天候で置き場所を変えるぐらいはかわいいものか。 2008-07-29 粉鐘楼もずっと咲いている。4cm程度とミニバラのような小ささで巻きも少なくなってきたけど、透き通るようなうすい花びらと甘い香りは変わらず、なぜかここ数日涼しかったからかピンクが強く咲いた。うどんこもひどくはないし、気むずかしいといわれる粉鐘楼だけど、鉢で雨よけしてボーリングと黒点対策をして、うどんこにかからないように風通しをよくして水切れさせないこと、が大事な気がしてきた。 2008-08-21 チャイナローズの粉鐘楼。夏は薄ーいピンクのグラデーションでシルクのような感じですっきりと咲く。夏でも花付きがいいし、例によって、暑さでウドンコが抑えられるのでかえってきれいに咲きやすい気がする。 2009-6 チャイナローズの粉鐘楼。小さめで鉢栽培に向くが、少し横張りなのでそれなりのスペースは必要。6月は、やはり涼しかったからか、いつもよりピンクが濃く咲いた。甘い香り、薄い花びらが詰まった小ぶりのかわいい花、ほほを染めるようなソフトピンクの化粧、黒点とウドンコには弱いがやっぱり育てたいバラだ。 2010年の春。春は元気なんだけど、雨に当たるとボーリングするから軒先におくとウドンコで開かないという気むずかしさ。蕾いっぱいなんだけど、半分もまともに咲かない、もったいない。 夏になると、ほとんどのバラは春の疲れと暑さで花数が減るんだけれど、粉鐘楼は夏の方がウドンコにかかりにくいしボーリングもしづらくて咲きやすい。かわいい小さな花でも、しっかりソフトピンクのグラデーションと巻き巻きが入って、甘い香りもしっかり。軒先でも少し雨はかかるので、ちょっとだけ黒点にはかかる。 2010年の8月中旬 前にも書いたが、やっぱり、なぜか夏が一番元気な粉鐘楼。花付きもよく、四季咲きもよく、コンパクトで、かわいらしいソフトピンクから白のグラデーションの花、甘い香り、なんか金平糖みたいなバラだ。 秋になると、春と同じでウドンコにかかって、きれいに咲かせるのが難しくなる。ミミエデンほどひどくはないが、似たような手のかかるバラだ。 2010年10月下旬 2011年6月中旬 小柄で鉢植えに最適、というか、雨でボーリングするので軒先必須なのだが、結構、横張りになってきた。ソフトピンクのかわいい花、甘い香りは弱めだが花数で香るタイプ。 2011年8月下旬 これもよく咲く。かわいいバラ。 2011年10月下旬 やわらかそうに咲いた。 2011年11月上旬 秋も深まり、ソフトピンクも濃く、香りもよく。 2012年6月中旬 かわいらしく、ころころと。 2014年6月上旬 小さいかわいい花がいっぱい、甘めの香り。 2015年5月下旬 意外と強くて花付き良い。 2017年6月上旬 2019年6月上旬 2020年7月上旬 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|